ギターとわたし。
私にとっての「ギター」とは、その1
私にとって、ギターは、ただの楽器ではありません。嘲笑を恐れずに言うならば、
「タイムマシーン」なのです。こいつ、頭がいかれてる。と思われても仕方ないのですが、
紛れもなく、タイムスリットのできる道具なのです。へたくそでも、
こいつをジャカジャカかき鳴らして懐かしの昭和のころのヒットナンバーをうなれば、
その、歌の間中、間違いなく、私の心は、その時代へとタイムスリップしてるのです。
当時、平凡や明星の付録のソングブックで、ギターコードを見ながら何度も弾いて歌った歌は、
体が覚えていて、時代が平成になった今でも、ギターを持てば、その歌は自然に出てきます。
主に、中学、高校時代の思い出になりますが、この、ギターひとつで、
その時代に、楽しかった事や、女に振られた事、夜更かしして聞いたラジオ番組の事まで、
本当に、鮮明によみがえります。だから、私には、ギターがタイムマシーンなのです。
私にとっての「ギター」とは、その2
いま、「タイムマシーン」と言いましたが、その他に、「精神安定剤」の役目もしてくれます。
仕事疲れで、体がボロボロになりそうな時、とか、書類を仕上げるのに痕を詰めて一息つきたい時など、
ギターを手にとって、ポロポロ爪弾くだけで、疲れが一気にスーッと抜けて行く気がするのです。
だから、「タイムマシーン」である、他に「精神安定剤」でもあるのです。